投資

3000万でセミリタイア可能?話題のQYLDとは?

インデックス投資のなかでオススメされているS&P500やVTIですが、長期の平均的な利回りは6~7%といわれています。もし3000万を投資した場合、インフレを考慮して4%の取り崩しをすれば年120万ほどの売却益で生活することが出来ます。

しかし年120万だと月に使えるお金は10万程度、実際には税金もかかり8万円ほどになってしまいます。そんな中、最近話題になっているのがQYLDという海外ETFです。

QYLDはカバード・コールという制度を使って利益を出しているNASDAQ100に連動したETFです。仕組みとしては原資を買い、あらかじめ決められた期日にこの値段で取引するという権利を売ります。

買い手としては、決められた値段以上に上がっていれば安く仕入れることが出来ます。また値段が下がっていれば権利を行使せず、直接買い付けることで安く買い入れる選択肢を持てることになります。

そしてQYLDの利回りは約10%。3000万の投資であれば年300万ほどの利益を得ることが出来ます。これなら税金を考えても人並には暮らして行けそうですね。

ただQYLDにはリスクもあります。長期的にみると徐々に株価が下がってきてしまっています。株価が下がれば当然配当にも影響が出てしまいます。すでに十分な資産がある人、あるいは暴落した際には仕込んでみるといいと思います。