投資

レバレッジとは?投資信託おすすめ2選。

投資信託を行う時にレバレッジと言葉を聞いたことがありますか?レバレッジとは預けた金額の2倍、3倍の値動きを狙った商品のことです。

少ない入金力でも、ハイリターンが狙える商品ですが、それに見合ったリスクもあります。今回は投資信託のレバレッジ商品を2つ紹介します。

iFreeレバレッジ NASDAQ100

iFreeレバレッジNASDAQ100(以下レバナス)は米国のNASDAQ100の指数の値動きを2倍にした商品です。

NASDAQ100の主な銘柄としてはアップル・マイクロソフト・アマゾン・グーグル・フェイスブックなど誰もが聞いたことのあるIT分野における優良企業を集めたファンドになっています。

コロナ禍においてもリモートワークなどITを駆使し、業績を大幅に伸ばしている分野です。通常のNASDAQ100は2020年から2021年にかけての値上がり率は約+43%、今回のレバナスに至っては約+83%の上げ幅になっています。

IT分野はスマホやパソコンなど、すでに景気に左右されにくい生活の必需品となっている業界であり、今後は自動運転化などビジネスの需要が拡大していくことが予想できます。

今までの技術革新も上記のような有名企業から生まれたわけですから、大きく利益を狙いたい人にとってオススメになります。

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(愛称:USA360)は米国株式と米国債券で構成されるバランスファンドです。

値動きの小さい債券のみにレバレッジをかけており、バランスよく株式と債券を持ちたいけど債券は株式と比べてリターンがあまりなく力不足だなと考えている人にとって、おススメです。

株の暴落時にはレバレッジをかけた債券によって急落してしまうリスクを減らすことが出来ます。

どちらかというと、これから将来的に時間をかけて利益を出したい若年層より、シニア世代の人が今の資金を安定して資産運用をしたい場合に向いています。2020年から2021年にかけての値上がり率は約+31%です。

レバレッジのデメリット

レバレッジ商品を運用する上で押さえておきたいのがリスクです。主にレバレッジ商品のリスクとなるのが以下のとおりです。

・株価が右肩上がりのみ利益を伸ばせるため株価が下がっている時、上げ下げを繰り返し横ばいになっている時は損失が大きくなる。場合によっては-50%の下落もありえます。

・通常の投資信託と比べて信託報酬料が高く設定されており、利益がキチンと出ていないと資産の伸びが悪くなります。

まとめ

レバレッジ商品は少ない資金で大幅なリターンを得ることが出来ますが、値動きが激しく人によっては狼狽売りをしてしまうことで多額の損失を被ってしまうことがあります。

短期的な売買で利益を出すか、大きく下落が起きたときに狼狽売りしないように資産のうちの10%程度に留めるなど、自分で耐えられるリスクで運用しましょう。